天神山珈琲店の焙煎機

焙煎機について


当店では札幌市内にある白石焙煎研究所が製作したオリジナルの焙煎機を使用しています。その特徴は手廻し式で遠赤外線を熱源としている事です。形状としては直火式なのですが、遠赤外線のプレートを介して焼き上げる為直火とも半熱風ともとれる特徴を有しています。

私の考える美味しいコーヒーとは香りが良くて甘くて苦くて香ばしいそんなコーヒーです。そんなコーヒーを実現するにはこの焙煎機が最適だったのです。遠赤外線の最大の特徴は芯まで熱を通すことです。それによりどのコーヒーのどの焙煎度合いでもきちんと甘さを感じる事が出来ます。

北海道では古くから深煎りのコーヒーが好まれていました。これは気候風土等も大きく関係するものと思われます。そんな北海道札幌に店を構える当店も地域に根付いた深煎りを中心とした珈琲豆を提供しています。

もちろん地域性だけの事ではなく私の求める味が合致しているからです。昨今のスペシャルティコーヒーブームの様な極端な浅煎りのコーヒーは当店にはありませんが、中浅煎りくらいのコーヒーでも酸っぱいと感じない様な味に仕上げています。

地元北海道で作られた焙煎機を使い、北海道らしいコーヒーを提供する。地域を愛し、地域に愛される珈琲店になれる様に日々研鑽を重ねていきます。